ミャンマー・エセルブ暮らしVol.11~マーケットでお買物~

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Yangonでのお買物パートⅢ

スーパーやデパートみたいなものだけでなく、なかなかの高級品を扱うDFS(免税店)も一軒あった。物見遊山で入ってみたが、買物客の姿は殆ど無く、観光地の賑わいには程遠い。私自身、ブランドに疎いので、どんな良いモノが並んでいたのか全く覚えていないけれど、取り敢えずエラ高い(何処の世界でも、それは同じか…)と思った記憶はある。

市の中心部には他にも大きなマーケット(ボージョーアウンサンマーケット)があり、人気の観光スポットだった。ここでは、知人へのプレゼントや一時帰国時のお土産を買ったりはしたが、食材はアパートメントの近くにある市場で買っていた。買いに来るのは地元の人達なので、日本人や他の外国人に会うことは殆ど無かった。後々分かった事だが、Yangonに住む外国人はメイドさんを雇っている事が多い。だから「買わない」じゃ無く「買いに来ない」なんである… かく言うエセルブ(エセ・セレブ)気取りの私もナニーさんを1日に数時間だけ雇って3歳のタクを預け、食材の買出しやらに出掛けた。

さてさて、マーケットはなかなか面白い。肉売り場には、雁首揃えたチキンがピラミッドに積まれ、豚の解体ショーもやっている。因みに仏教国だから牛はあんまり食べない。売ってても乳の出なくなった牛の肉だったりするから、あんまり美味しくない。チキンは幹線道路でも自転車の後ろにデッカい花束の如く束ねてぶら下げて移動しているのをよく見かけた。市場でやってる豚の解体ショーは、デップリ(どポッチャリ?)なオバさんが行っており、弥生時代に見たような形の小包丁で豚肉を切り分けつつ、ポンポンと手前の陳列台に投げてくる。買物客はそれを触診し、気に入ったら買うのである。魚は、甲殻類か軟体かデッカい魚類か小さい魚類かくらいに分けて置いてあるが、色んな葉っぱとかも一緒にくっ付いて来る。豚肉も豚毛が残ってたりするが、スーパーでも毛の一本位は一緒にパッケージされてるので、大して気にならない。洗って取ればいいだけの事である。因みに、肉や魚以上に洗わないといけないのは野菜の方だった。だって、虫が全く付いていない…つまり、大量の農薬を散布している(当時は…今は分からない)わけで、豚の毛みたいに見えるもんでもないからかえって厄介なのである。

それはさておき、マーケットでは全て量り売りで、しかも!昔懐かし天秤量り〜 だった。デッカい天秤棒の両端に皿が付いており、片方に幾つか重りを載せ、もう片方に食材を載せる。で、おばちゃん(おじちゃんもいる)が、いくらなのか教えてくれるから、ちょっと値切ってみたくもなるんだけど、ローカルマーケットでは英語はほぼ通じない。元々安いし、馴染みになると、言わなくてもオマケしてくれるようになるから、まあいいか…と思っていた。

それよか気になったのが量り方…一度として釣り合ったのを見た事が無い…って言うか、明らかに食材の皿の方が重い。皿がガチャンと床に音を立ててぶち当たるほどの不釣合い具合なんである。重りが軽すぎたのか?大サービスなのか?ここまでされると、何だか疑っちまうのは、ヤサグレ根性…?かもしれない。

何れにせよ、マーケットって何処のでも活気があっていいもんだ…

ABOUTこの記事をかいた人

文と書いて”とも”と読みます。生まれ育った川西市笹部は母方の生家で、先祖代々、この土地で暮らしてきました。幼少期に住んでいた家は藁屋根、トイレは外、五右衛門風呂や釜土もありました。 1997年~2014年は県外や海外で暮らしていましたが、2014年2月に故郷の笹部に戻り、両親、息子と暮らしています。数十年離れていても、自然と受け入れてくれる故郷があるって幸せだと思います。そんな気持ちを何かの形で表したくて、まちづくりに関わっています。「地域の魅力=暮らす人々の魅力」だと思っているので、人との繋がりから生まれる地域活性化をコンセプトにこれからも活動していきたいと思っています。