道をちゃんとしよう…

Pocket

先祖代々住んできた実家に残る築100年以上の納屋…古民家と言えるほどの立派さは無いけれど、地震の時も台風のときも崩れず家族の歴史と共に生きてきた。

今は、農機具、餅つき用の石臼と杵、使わなくなったおもちゃにテーブル、壊してしまった離れの雨戸やライカに祖母の嫁入り道具?みたいなものとか色々なものが眠っている。昔は牛を飼っていたし、ロフトみたいな屋根裏には干した藁を保管していた。

時代とともに納屋としての用途は本来のものでは無くなってきたので、「みんなが集まれる空間=地域交流の場」に変えていきたいと思ってはいたのだけれど、なかなか動けずにいた。けれど、半年くらい前、「求!改造するところから一緒にやってくれる人~」って発信したら、たくさんの人たちが「やるよ~!」って言ってくれてホントに嬉しかった。

きっと、みんなとやったら素敵な箱になるに違いない。「きれい」とか「かっこいい」とか、なんかそういうもんじゃなくて、居るととっても気持ちがいい場所…

元は大層な箱ではないけれど、「兵庫県古民家再生促進支援事業」に相応するものだったらいいなぁ…なんてことまで思ってしまう。

でも…その前に…どうしてもクリアしないといけない壁がありました。地域交流の場ってみんなが気楽に来れる場所だよな~。

さて、みんなはどうやって来る?空を飛んでくるのでも、地下から穴掘ってくるわけでもない。道を通って来てくれる。だから、道をちゃんとしないといけない。

でも、田舎の場合は、舗装とか云々の前に里道(私道ではなく、公道です)の境界線を決めるというややこしい諸々があるんです。うちの先祖はホントに江戸時代以上遡れるであろう(多分?)昔からここに居て、当時は、その道を使う人達と村の偉いさん達で「この道の幅はこれくらいね~」って決めたんじゃないでしょうか。でも、それからず~っと、「そうだよね~」ってみんなで納得してこれたら良かったんだけど、時代とともに人は変わります(-_-)。そして、ルールも変わったり新しいものが増えたりする。そして、大抵、そういうものは、日常生活で知り得ないものだったりする。

でもね、ルールあっても、人それぞれの事情を分かり合う関係やコミュニケーションは優先されていいと思うんです。納屋までの里道の境界線を決めるということは、公道をちゃんとすること、つまり今後引き継いでいく人達のためにもしておくべきこと、そう思うからお隣に相談しました。

公道をちゃんとするお話なんだけど、普段の生活に支障がないと、やっぱり自分事にはならないのかもな… って、私もそうかもしれない…。そんなことを実感する機会になってしまい、ちょっと悲しかった…。

でも、結局は公的に里道や土地の境界確定申請をすることにしたので、今年中には道をちゃんと決められそうな感じです。

こんな小さな一歩を踏みだす前ですら、幾度か泣き…「やめよう」とも思いました。

でも、こんな面倒なことに親身になって相談に乗ってくれる仲間がいることを改めて実感し、心から感謝する貴重な機会にもなったので、やっぱり、もうちょっと頑張ろう~って思います。みんなでやる「場づくり」をスタートできるように…

でも、やっぱりきっと、また何回かは凹むよな。。。(:▽;)。。きっと・・・

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

文と書いて”とも”と読みます。生まれ育った川西市笹部は母方の生家で、先祖代々、この土地で暮らしてきました。幼少期に住んでいた家は藁屋根、トイレは外、五右衛門風呂や釜土もありました。 1997年~2014年は県外や海外で暮らしていましたが、2014年2月に故郷の笹部に戻り、両親、息子と暮らしています。数十年離れていても、自然と受け入れてくれる故郷があるって幸せだと思います。そんな気持ちを何かの形で表したくて、まちづくりに関わっています。「地域の魅力=暮らす人々の魅力」だと思っているので、人との繋がりから生まれる地域活性化をコンセプトにこれからも活動していきたいと思っています。